期日：2018年4月11日
	参加者：4名
	雪の高山初挑戦です。　 至仏か武尊かと思案したが、冬季アクセスの悪い至仏はやめて、今ならスキーリフトで高度が稼げる上州武尊山にしました。
	武尊山は日本百名山、花の百名山など立派な肩書はあるが、標高2,000m以上の山岳で、唯一国立、国定、県立のあらゆる自然公園に含まれていない山でもあります。　 武尊山は２千ｍ級の八つの峰のからなり、今回目指すのは最高峰の沖武尊山だ。
	川場スキー場のゲレンデは、人影も疎らで シーズンも終わりに近いようです。		スキーリフトを降り、アイゼンを装着し ベテランのTUMさんの先導で出発しました。
	日差しはありませんが雲は高く、遠望はまずまずです。		周囲から切り立った剣ヶ峰のピークから、 右奥の沖武尊山の山容を望む。 （立ち止まってポーズしてると怖い (ﾟдﾟ)！）
	剣ヶ峰と武尊の中間、風を避けて小休憩。		武尊山山頂２.１５８.３ｍです。積雪もなく風も穏やかで、遠く霞む至仏、燧、谷川などの山々が、冬の装いを解き始め、登山シーズンの到来を告げているようです。
	さて、登れば降りるが山の道理、今回はピストンなので、 またあの厄介な剣ヶ峰を越えねばならぬ。		雪が吹き払われて、凍り付いた岩肌に、 アイゼン立てて慎重に越えていきます。
	スキーリフトの走行音が聞こえてきました。　 今日の雪山初体験の山旅はもうすぐ終りです。
			登山者はあまり多くありませんでしたが、中に女性単独の方もいました。
			深田久弥の六月の武尊山の項で、「 山中、一人の登山者とも出会わぬ静かな山行であった 」との時代から、雪山初めての者が日帰りできる山になり隔世の感でしょう。
			今日一日リードしてくれたTUMさん、楽しい体験ありがとうございました。