三ツ峠花紀行
 
山行日:2018年6月19日
 
参加者数:5名  (サークル山行)
 
 
環境省のレッドデータプランツのカテゴリー《 NT 》 準絶滅危惧種の[ カモメラン ]が三つ峠で見られると言う情報を得て、梅雨の晴れ間出かけてみました。
富士急行三つ峠駅から登る通称“表登山道”ではなく、河口湖駅から1日1便のバスに乗り御坂みちから入る“裏登山道”で花見参に出発しました。
 
御坂みちと分かれ、しばらく林道を歩き登山道入り口を目指します。 登山道に入ると梅雨の雨に潤いを得た森の中で蝉の声鳥の声が迎えてくれます。
 
 
三つ峠山荘少し手前の道端(え!こんな所で)で10株ほどのカモメランが咲いていました。 
早速写真をパチリカシャカシャ。
カモメランです。 残念ですが私のカメラか技術か分かりませんが、色の再現は無理のようです。 
実物はもう少しピンク、ホトトギスの花に似てますね。

 
 
目的の一つのカモメランを見ることが出来たので満足して、ご利用お一人様百円也の三つ峠山荘の展望テラスで昼食です。 テラスから屏風岩を登るクライマー。
 
 
開運山の近くにカモメランの群落があると、登山者の案内で行ってみました。 獣害、人害から守るため金網越しの観察と撮影です。 続いてキバナノアツモリソウにも案内してくれました。 キバナノアツモリソウは花期を過ぎて茶色くなっていました。
 
 
親切な登山者と別れて、電波塔に占拠されている開運山を回り、再び三つ峠山荘の場所に戻り府戸尾根に向かいました。 毛無山の分岐です。左道の霜山、天上山を目指します。
 
 
霜山を過ぎた所で、林道を横断し再び登山道へ。。。 天上山を越え富士見台へ出た所でちょっと休憩。
 
 
カチカチ山展望台のある富士パノラマロープウェイの富士見台駅に着きました。 突然白樺林に入りました。 立派な石碑に太宰治の❝ 惚れたが悪いか ❞と一言彫られていましたが、そう言われてもな~
 
 
河口湖駅に到着しました。 今回の「 三つ峠裏登山道~府戸尾根コース 」の道は花も多く、良く整備されて歩きやすい道でした。
ロープウェイの富士見台駅もそうでしたが、 各地へ向うバスで混雑するBSや駅構内もおそらく99%外国人で日本語は全く聞けませんでした。 個人装備にパスポートが必要になる日が来るかもしれません。
 
 
三つ峠の花-1
上段:クサタチバナ サンショウバラ ミヤマキンポウゲ
下段: ユキザサ トリアシショウマ クジャクシダ
 
 
三つ峠の花-2
上段:ノリウツギ  コアジサイ 
下段: ヒオウギアヤメ ギンラン テンナンショウ
 
 
三つ峠の木の花
足元の花ばかりではなく、見上げると色々な木が花を咲かせてました。 名前を知りたくなりました。
 
 
三つ峠のキイチゴ類 葉も花も少しづつ違い、下段のナワシロイチゴは分かったのですが他は不明です。
  
  
  
 
  
     
inserted by FC2 system