大日岳・称名滝
期日:2018年9月12日~14日
参加者:4名 (サークル山行)
行程:9月12日~14日の2泊3日で大日岳・称名滝へ行ってきました。
【9/12,13】厚木→新宿→(夜行バス)→扇沢→(立山黒部アルペンルート)→室堂
     室堂→奥大日岳→大日小屋→大日岳→大日小屋(泊)
【9/14】 大日小屋→大日平山荘→牛ノ首→称名滝→立山駅→(電車)→富山駅→(新幹線、JR、小田急)→厚木

第二日目:9月13日 前夜23時発の夜行バスで5時半ころ扇沢に到着。
 

ここから立山黒部アルペンルートを通って室堂まで行きましたが、扇沢~黒部ダム間のトロリーバス(関電で運行)は11月末で終わり、来年からは電気バスになるとのこと。
車体は特別塗色され、中央に「トロバスラストイヤー」と書かれ、その周りには「黒部ダムとともに歩んで54年。」「これまでのご愛顧ありがとうございました。」と書かれてありました。
(室堂~大観峰間もトロリーバスが走っていますが、ここは立山黒部貫光が運行しており、来年も運航を継続するとのこと.)


黒部ダムに到着。 ダム下流を眺めると、昨秋行った下の廊下
への橋が見えていました。


拡大しました。 室堂に到着。
雄山はじめ立山連峰の山々は雲の中でした。


こちらはこれから向かう奥大日岳や大日岳。
この時はまだかろうじて山頂が望めました。


室堂で準備をした後、まずは奥大日岳に向け出発しました。 地獄谷。この脇を通る道は今も通行止めとなっています。


別山乗越への分岐。
今回は右折せずまっすぐ登っていきます。
途中で地獄谷方面を振り返りました。


奥大日岳への稜線に出ました。 ところどころで黄葉が始まっていました。


行く手にガスがかかってきました。 奥大日岳山頂に到着。
ガスで回りは何も見えません。


ここから大日岳を目指しました。
ガレ場を通過。
長いはしごも下りました。


ここも黄葉が始まっています。 地面を這っているウラシマツツジも紅葉していました。


大岩の脇を登ったり。 池の脇を通ったり


草原を通ったりして 大日小屋に到着。


予定より早く着いたので小屋に荷物を
置いて大日岳をピストンしました。
山頂からの眺望はありません。
信仰の山なのでしょうか。
山頂には祠がありました。
石で組んだだけの祠です。

山頂から下り出したところでぽつりぽつりと小雨が降ってきたので慌てて小屋に戻りました。
第3日目:9月14日
朝外に出ると曇りながらガスはなく、
剱岳が目の前に見えていました。
その奥には白馬連峰も見えています。
拡大しました。
右から順に白馬岳、雪倉岳、朝日岳です。


こちらは前の日登った大日岳。前日はガスの中でした。


もう一度、紅葉の先の剱岳。

大日小屋からの眺望を満喫したあと、まずは大日平に向け下山しました。

下山途中、西側が開けた所に出ると、
遠くに白山が見えていました。
この写真はかなり拡大してあります。
弥陀ヶ原が見えてきました。
バスで通っている時はあまり感じませんでしたが、
山間の中によくぞこんなに平らなところがあるものです。


大日平山荘に到着。 なぜかここにはアラビア文字の看板がありました。


この近くに不動滝があるというので見に行きました。
深くえぐられた「称名廊下」の先にその滝が見えます。
アップしました。白い糸が幾筋にもなって落ちています。


小屋に戻り称名滝に向かいました。
この辺りは大日平、弥陀ヶ原とともに
ラムサール条約に登録されています。
後ろを振り向くと大日平山荘と前夜泊まった
大日小屋が見えていました。


大日小屋をアップしてみました。
小屋の周りはガスが湧いています。
もう剱岳はガスの中で見えないのではないかと思います。
しばらく緩い下りの平原を歩いていましたが、
平原が終わると林の中の急坂を下るようになってきました。


牛ノ首に到着。 ここからは急坂を一気に下るようになりました。


周りを見るとすり鉢状になっています。
ここからは見えませんが、この一角に称名滝があります。
猿ケ馬場を過ぎてもまだ急坂が続きました。


歩荷に会いました。頭の上を超すほどの荷物を
背負いながらあの急坂を登っていくなんてびっくりです。
ようやく広い道に出ました。称名滝への道です。
これで山道も終わりました。


称名滝が見える橋に来ました。滝は4段に分かれていますが、
一番上から滝壺までの落差は350m。日本一です。
2段目
アップにするとこれもまた凄い迫力です。
滝壺からはかなり離れているのに、
ものすごい爆風と水しぶきがここまでやってきました。
時折カメラのレンズを拭かないといけません。



3段目。
4段目。滝壺の直径は60m、水深は6mもあります。

称名滝を満喫したあと、富山に出て
北陸新幹線で帰路につきました。
 
  
     
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