焼岳(やけだけ)
 
期日:2018年10月9日
 
参加者数:4名 (サークル山行)
 
焼岳は乗鞍火山帯で唯一の活火山で、常時観測対象の火山に指定されいます。 今日往復する登山道は噴火警戒レベル2で登山禁止となる「 新中の湯ルート 」を行きます。
現在はレベル1の「 活火山であることを留意 」しなさいのレベルなので、十分留意することにして登山を開始しました。 
  
土曜、日曜、体育の日の三連休の後にもかかわらず、
安房峠へと向かう旧道の路肩には、駐車場から
あふれた車が並んでいます。
え⁉ これが「百名山“焼岳”」の登山口案内板?  
小っさ!
 
 
数日来降り続いた雨のせいか、
湿った岩は滑りやすく一歩一歩慎重にです。
日の当たる斜面には、ブナの黄葉が
秋の輝きをみせます。
 
 
台風の傷跡は、ここでも大きく、道をふさぐ倒木を
乗り越えたり潜ったりして進みます。
絶景スポットのりんどう平へ出ました。 
クマザサの緑、ナナカマドの赤、ダケカンバの
黄色の遥か上に焼岳の噴煙が見えてきました。

 
 
りんどう平を過ぎるとすぐに、樹林帯は終わり
景色が一変しました。
段差の大きい所には丸木のハシゴがあるのですが、
壊れたり傾いたりしていて、どこを通れば良いのか
迷うところです。
 
 
噴煙を吐く溶岩ドームが大迫力で
間近に迫ってきました。
南峰と北峰との鞍部に到着。
 
 
今にも崩れ落ちそうなドームを西の上高地側に回り込む。 山頂直下にリュックを置いて、
噴煙の吹き上がる岩稜を山頂へ登攀。
 

北峰標高2,444.3 mの頂上。
意外と静かな溶岩ドームの上で、
穂高をバックに気持ちの良い一枚。
火口湖の「正賀池」の向こうに、焼岳の最高点、
標高2,455.4mの二等三角点の置かれた南峰が
見えるが、岩が崩れやすく現在は登攀は禁止に
なっています。
 
 

上高地と梓川を望む。 写真の男性はポーランドから来たカップルで、Tシャツにジーパン持ち物はカメラと小さなリュック一個だけ、彼らにはそれで充分のようだ。
 
 
上段は穂高、槍の穂先がチョット見える。 
下段は笠ヶ岳から双六、その奥は鷲羽・水晶岳か。
 
 
帰り道にもう一度振り返って。   
♪山よさよなら ご機嫌宜しゅう 🎶
また来る時にも笑っておくれ (^o^ ♬~。
 



 
  
     
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