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ユネスコ指定のジオパークの島、恵比寿島を巡り、下田の東に突き出た須崎半島南端の須崎漁港出発し、近年全面通行可能となった須崎遊歩道の海岸コースを通り、水仙まつりの行われている爪木崎を目指します。
須崎港では海から陸に吹く暖かい風が、やや強く心配したが、歩くにつれ風は収まり、暖かなハイキング日和となった。
スタートの場所に選んだ恵比寿島は、太古の海底火山が隆起して出来た島で、山頂には海の神を祀った恵比寿神社があった。
このミニ江の島の様な恵比寿島の先端の千畳敷には、若山牧水の歌碑があり、牧水が見た景色を今も見ることが出来ます。
須崎遊歩道の起点、須崎港の船溜まりで、衣服調整など出発の準備をします。
須崎遊歩道に入って間もなく、急坂を登った先にある庚申堂と焔魔堂そして三十三観音に立ち寄りました。
同じ境内にある焔魔堂の前の桜は、乙女桜と言うそうで、今日の同行の乙女たち同様満開に近い様子でした。
右に海左側は山の、入り組んだ海岸線を縫うようにルートが設けられています。
崖と山の急な斜面の道で見つけた看板??いったいこんな所で何処を売るつもりなのかな(・∀・)?? 興味のある方は電話してみてください。
しばらく林の中を歩いた後、その昔石材を切り出した場所で、海に張り出した岩礁に設けられた、休憩ポイントの細間の段へ下りて行きます。
沖に浮かぶ伊豆七島を背景に ハイ!ポーズ。
再び長い階段を上り、視界の開けた景色の良い道に出ました。
眼前に爪木崎と目印の白い灯台が見えてきました。
爪木崎は見えるのになかなか辿り着かない。12時過ぎたよ、うぅ~お腹空いた。
水仙とアロエの歓迎を受け、爪木崎に到着です。
まずは花より団子の昼食です。
300万本と言われる水仙が、海風に乗って甘い香りを漂わせ、ひと足早い春の訪れを感じることができます。
爪木崎の先端に立つ白亜の爪木崎灯台、建設の1937年(昭和12年)は、日本が引き返すことの出来ない戦争に踏み出す、盧溝橋事件のあった年です。
水仙と雄大な太平洋に、ご機嫌な集合写真、灯台の左手に小さく昼の月がみえますね。
恋人たちの撮影スポット。
雨の知らせでしょうか、南の空は晴れているのに、北の方角に虹がかかっています。
バスにリュックを置き爪木崎グリーンエリアの散策に出発しました。
風波に侵食され岩の間から、対岸の三筋山に立つ風力発電の風車が観えます。
バスに乗り込み、発車と同時に雨が降ってきました。 心配した寒風も無く、須崎遊歩道は完ぺきに整備され歩き易く、爪木崎の水仙も満開でした。