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浅間山外輪山

期日:2024年1月29日(月)
参加者数: 6名 (サークル山行)

ギャラリー


メンバーから「ガトーショコラを見たい」との事で冬の黒斑山に登ることになりました。
ガトーショコラは雪化粧した浅間山で外輪山の黒斑山からの眺めが有名です。黒斑山は天気が良ければ軽アイゼンで登ることが出来るとの情報を得て、29日の晴天の日に登ってきました。
黒斑山の頂上からはガトーショコラが素晴らしく、一足伸ばした蛇骨岳からはそれとは違ったガトーショコラや北にある山々が見えて最高の眺めでした。又、南側を見ると八ヶ岳の先に富士山も見えました。


車坂峠から車坂山を越えて行く表コース(下側赤線)を登り、槍ヶ鞘からトーミの頭まで行きました。
ここで昼食を摂った後に黒斑山に行きました。
当初はここまでの予定でしたが、天候も良いので蛇骨岳まで行くこと事になり、浅山外輪山の黒斑山から蛇骨岳まで稜線を歩きました。
帰りは元来た道を途中まで戻り、トーミの頭と槍ヶ鞘の鞍部から中コース(上側赤線)を下って車坂峠まで戻りました。

車坂峠の登山口でアイゼンをつけて出発しました。
黒斑山に向けては表コースを登って行きます。


車坂山を登った後には急な坂道を下りました。
皆さん、慎重に下って行きます。


下った後には槍ヶ鞘までは登りが続きます。
所々で木々が切れて日差しを浴びて登って行きました。
日焼けが気になるような晴天の中を懸命に登って行きます。

槍ヶ鞘が近づいてくると雪が多くなってきました。
雪はアイゼンが効いて歩きやすい状態でした。 


木々の間に雪を被った浅間山が見えて着ました。
雪の登山道をかなり登ってきたので、少し疲れました。
もう少しで槍ヶ鞘に着くかなと期待が高まります。

槍ヶ鞘に着きました。
目の前にガトーショコラが飛び出しました。
疲れもいっぺんに吹き飛んでしまいました。
 

槍ヶ鞘から黒斑山の方を見ると鞍部に下った後の登りが絶壁のように見えてきました。
ここを登るのかと溜息が出てしまいました。

急な登りを必死に登って行きます。
傾斜が急な為に所々で岩がむき出しになっています。

急な登りの最後は岩の峰となっていました。
上に柱が見えています。
もう少しでトーミの頭に着きます。

トーミの頭からの浅間山は正にガトーショコラです。
見事な景色です。

少し風も出てきたので岩陰で昼食にすることに。
お日様を浴びながら昼食を摂ります。
 

黒斑山への道は雪を被った木々が樹氷のようになっていて、その間を登って行きます。

黒斑山の頂上まで登ってきました。
黒斑山の頂上からは浅間山がガトーショコラとなっている景色が素晴らしく見えています。

最高の笑顔でパチリ!


晴天の登山日和の為、メンバーより蛇骨岳に行こうという意見が出て、外輪山の稜線を行きます。

右側には浅間山が見えていて、少しずつ見える位置が変わっていきます。


蛇骨岳に着きました。
浅山の火口丘が前掛山の左側に見えています。
火口丘からは水蒸気の煙が見えています。
黒斑山とは違った浅間山の景色を見て、ここまで来て良かったです。

北側には四阿山やその先の草津白根山などの北の山々が見えていました。


景色を堪能した後に黒斑山に戻ります。
途中の木々の枝に積もった雪から氷柱が下りていてクリスマスツリーのように日の光で輝いていました。

黒斑山、トミーの頭を過ぎて槍ヶ鞘との鞍部に向けて急坂を下って行きます。
鞍部からは中コースを下って行きます。

中コースを下って行くと車坂峠のホテルが見えてきました。
もう少しで下山です。


登山口まで戻ってきました。
皆さん、ほっとしています。

メンバーの発案で片足を出して雪山の山行を無事終えた事を祝いました。
雪の結晶を表現したのかなと思いました。


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