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これから向かう山は、「蓑山」と「美の山」の二つ名を持つ場所です。
山に囲まれた秩父盆地の中ほどにある単独峰で、桜と眺望が楽しめる山として知られています。
正に春の嵐と吹き荒れた前日が、嘘のように朝から晴れ渡り、絶好なお花見日和となりました。
さぁ、出発しましょう。
皆野町役場の駐車場をお借りして、まずは出発前のストレッチです。
役場の後ろに見える山がこれから登る蓑山で、山頂一帯が美の山公園です。
皆野町役場駐車場から歩いて10分弱で、皆野古道コースの登山口に到着しました。
暑くも無く寒くも無く、快適なな登山日和です。
杉と雑木の混在する木漏れ日の道の端には、種々の花々が見られ、写真タイムを取りながらゆっくりと登って行きます。
見上げる先に見える、蓑山神社への苔むした急階段を登ります。
蓑山神社は秩父地方を治めていた、知知夫彦命(チチブヒコノミコト)をお祀りしているそうです。
入口の両脇で神社を守護する狛犬は、わんこじゃなく狼ですよ!
山頂への道は急登ってあります。
行ってみましょう。‼(・''・)ガンバ
なるほど、標識どおりの急登でした。
急登を登りきると、ここには榛名神社がありました。
こちらの神社にも、山行の安全をお願いし先へ進みます。
美の山公園は広く開け、枝垂桜が満開で迎えてくれました。
何処が蓑山で、どこが美の山なのか良く分かりませんが、それは置いといて山頂での記念の写真です。
空の青と周囲の山々をバックに、すっきりと伸びた満開の桜は見事です。
帰路は美の山公園から関東ふれあいの道を下ります。
良く整備された新緑の道は、下りの疲れを忘れさせてくれます。
今日の山行のGOOL、みなの道の駅に到着しました。
終日好天に恵まれた、花と新緑の山旅でした。
~以下見かけた春の花たち~
イカリソウ(錨草)
エイザンスミレ(叡山菫)
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
シュンラン(春蘭)
タチツボスミレ(立坪菫)
クロモジの花(黒文字)
ウグイスカグラ(鶯神楽)
テンナンショウ(天南星)
パンダスミレ(ツタスミレ (蔦菫) )
ヒトリシズカ(一人静)