瑞 牆 山
 
山行日:2018年6月23日
 
参加者数:25名  (定例山行)
 
 
山名の由来は諸説ありますが、「瑞牆」とは神社の周囲の垣根(玉垣)のことだそうです。 
奥秩父山系にある標高2,230mの山で、日本百名山に数えられる鋭い岩峰を持つ山です。
 
中央道須玉ICから増冨ラジウムライン、増冨温泉と来たところで、中型バスから山梨峡北交通の小型バスに乗り換え登山口まで行きます。 瑞牆山荘前で下車、山頂まで4K、累積標高差1025mの登りを乗り切るストレッチを入念にして出発しました。
 
 
大きな岩が天然の屋根となった里宮神社、金峰山にご本尊のある金剛蔵王大権現がお祀りされているそうです。 樹林の開けた間から、瑞牆山の全容が姿を現しました。 
あの聳え立つ岩峰の頂点が今日の目的地です。
 
 
金峰山との分岐にある富士見平小屋に到着。 途中雨も予想される高温多湿の中、ここまでで失った分と、これから必要なエネルギーと水分を十分に補給します。 富士見平小屋の分岐を瑞牆山方面へ進むと、
登山道は岩や石の道に変わりました。
 
 
樹林の中から明るい涸れ沢、天鳥川出合に出ました。 
この沢を渡った所からが今日の本番です。
真ん中から二つに割れた大きな岩は桃太郎岩と言うそうです。 
中から出てきた男の子は桃太郎?岩太郎かな⁇。
 
 
いよいよ始まりました。山頂へ向かって続く道には
クサリやはしごが待ってます。 三点支持を忘れずにね。
とうとう雨が降って来ました。
雨具の着用で登りが益々厳しいものになってきました。
 
 
奇岩大ヤスリ岩の基部を巻いて進みます。 空が開けてきました、頂上は後もう少し。
 
 
この大岩を鎖を伝い回り込むと、山頂は目前です。
岩峰頂上到達!!。 
残念ながら周囲の山々を望むことも,トカゲになって崖下をのぞき込むことも出来ませんでしたが、山歩会の旗を中心に笑顔でポーズです。
 
 
山頂での休憩も早々に、下山を開始しました。 雨は益々強く本降りになってきました。 雨水は足元を流れ、下山道は滑りやすく緊張が続きます。
 
 
富士見平小屋まで戻って来ました、
一つしかない狭いテントの下での遅い昼食です。
雨は雨具をこえて入り込み服を濡らし、湿って不快な帰り道となりましたが、悪条件の中で登頂できたことに満足を感じる山旅でした。
 
 
 
  
     
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